ニュースを見ていると事件や特集で色々な社長を目にする。倒産が決まっているのにお客から金を集めて計画倒産する社長。会社が傾いているのにも関わらず自分の給与だけを引き上げる社長。後々訴えられたりしている。

ある町工場で働いている女社長は「まず自分の給料を下げる」と言う。それが本来経営者の姿だと思う。幸い当社はそのような事態にはなっておらず微々たる額だが黒字計上できている。お金に固執する社長の創業時は何を考えていたのだろうか。会社が成功するにつれ寄ってくる色々な輩に毒され志を忘れてしまっただろうか。

そこそこ成功した中小企業の社長ほど公私混同しているフシが見られる。私的な事に部下を使ったり、湯水のごとく経費を使ったり。そういう事がしたくて社長になった人種なのか。私の場合は自分が正しいと信じられる事に全力を尽くしたく考えていたがやってみるとそれ以外の気持ちが湧いてくる。

立ち上げに賛同してくれた仲間やこんな小企業に入ってくれた社員に対して報いる経営をしなければならないという気持ち。シナジーに入って良かったと思ってもらえるように、会社が大きくなってもその気持ちを変えてはならない。当社は社会や人の役に立てる会社でありたい。

知人の会社が潰れたり連日の不景気なニュースも多いが地道な営業を続けていれば必ずや勝ち残れる。来週も頑張ろう。

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