65歳定年制度という話題が上がっている。これ、要するに「年金支給まで無収入はキツイだろう、じゃあ企業さん、シクヨロ!!」っていうわけであって国の年金制度が大崩壊、バンザイしたという事以外に考えられない。国ぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!!

企業は営利目的の団体である。親や教師のように手取り足取り面倒を見てくれるわけでは無い。利益を上げられない社員はリストラになる。企業にも教育はあるが、それはいかに利益を上げられる戦力にするかという、言わば急がば回れの先行投資だ。

これら、企業の本来の活動目的やあるべき組織体系をぶったぎって雇用延長が義務化されたらどうなるか?果たして企業は65歳を過ぎた人向けの適職を作りだした上で成長する事は出来るのか?採用枠が空かないとなると新卒採用はどうなるのか?

不景気になると給料カットやリストラで労働問題が取り沙汰される。景気が良く会社が回っているうちは多少の余剰人員や生産性が低い社員がいてもある程度のお目こぼしがあるものの今やそうはいかない。仕事に対する意識を変える必要がある。

会社はよく船に例えられる。10000人の船において自分一人の推進力など知れる由もないが10人で漕いだ結果は顕著に出る。ある意味それが中小企業で働く醍醐味でもあるし、舵を取る人に近い立場で居た方が状況が分かって安心な場合もある。

これだけの世界同時不況を経験して生き残った企業は強い。そして不況から学んだ事は多いはず。痛みを味わった企業は今後、人員の適正配置は以前より厳しい判断をする事になるだろうし、物品等にかかるコストもシビアに考慮されるだろう。

今までは生活のため仕事をするという意識で最低限の結果を出せばそれなりに生き残れたが、これからはサラリーマンでも経営脳を持たないと定年まで勤めあげる事が出来ないという脳味噌改革を求められる過酷な時代です。良い成果は出してるか?

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