私は元々Ciscoを中心としたネットワークエンジニアをしておりました。Javaの勉強もした事がありましたが向いていないと思い早々に断念しました。個人的な意見ですが言語よりネットワークの方が習得のし易さを感じました。

数年技術職を経験し、営業になりましたが今、技術について考えるとプログラミングは「生み」でありネットワークエンジニアは「使う」だと思います。

プログラマーはプログラムを書いて計算や動きを出力する。何もない所から自分の考えた通りにルールを策定し入力画面を作り、色を付け、白い画面を意味あるものへと作り上げていく。ネットワークエンジニアは存在する機器の知識を蓄え効率や安全性を考え繋げていく。

同じエンジニアという仕事でありながら随分と役割が違う気がする。出来物を合わせて1+1を2や3にするより0から1を生みだすプログラマーには憧れます。

ITエンジニアをよく知らない人からすると「SE」という括りにされてしまうため困る事がある。以前の職場で簡単なプログラムを作って自分の作業効率を上げた時の話。
「川村さんは元エンジニアだからそういうこと出来ていいよね〜」と言われた。

ネットワークエンジニアをちょこっとやった程度のエンジニアなんてプログラムとは無縁です。プログラミングの知識なんてゼロなんです。それでもエンジニアという職業に対する理解が浅い人からすると同じに見えるようです。私はその時はラクしたくて自分で勉強しただけなんです。

一口にITといってもその技術は多様過ぎて一人でルーターできてサーバーできてデータベースできてプログラミングできて、なんて人は居ません!!

いや・・・たまに居ますね。何聞いても返ってくる神なお人が。