経営者の末席に居るわけだが考える事が多い。技術者の頃は一週間単位、長くても数カ月先の事までしか考える事もなかったが、今会社の事を考えると年単位で考えるようになった。

待機技術者が居れば短期的な解決に向け行動するし採用を考えれば数カ月単位での計画を考えオフィス移転や新規ビジネスを考えれば数年を意識する。全てが並走する上に相互に影響があるためリアルタイムで変更を余儀なくされる。

しかし待ってても指示は来ないので何をするか自分でスキームを考え実行までしないといけない。会社に必要なものは?何を?誰が?どうやって?具体的に問われる側になると答えは出しやすいが問いをつくる方が難しい。

経営者は課題を解決することより、まず抽出する事が得意でなければならないと思う。自分に質問を出来る人は強い。私の場合は悩んだ場合、ネットを使って調べたりデータをアテにもするが自問自答する事にしている。

そうすることによって、計画に穴はないか?行動は正しかったのか?合理性はあるのか?など深く考える事が出来、自分自身の成長する糧になると思っている。会社は人間の集まりなので支持率100%というのは難しいがとにかく考え続ける。

どうしても考えがうまく社員に伝わらないもどかしさは多くの経営者が感じている事だろう。経営を続ける限り一生の悩みになるような気もするが自分で選んだ道なので頑張ろう。

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