今年の干支? 確か、ヌー? 始めます。

採用活動をしていて、スキルの高い人が色んな会社を転々としているのをよく見かける。スキルが高いはずなのにどうして?と思う人もいるだろうがテクニカルスキルが高い人=仕事ができる人、では決してない。もちろんデキる人もいますよ?

面接をしていて「資格マニアか?」というくらい色々な資格を持っている人が稀にいる。そういう人が必ずしも仕事ができるとは限らない。単に機器の設定方法を沢山知っているだけ、という事もある。仕事はそれらの知識をどう活かすかが大事。特に仕事に関係ない資格を10コとか書いてくる人は逆効果。

スキルアップのために、という名目で転職を繰り返すエンジニアは多い。けど、食いっぱぐれのないようにキャリアを追及して結局どこにも雇われなくなる人がいるのも事実。何故だ?簡単な事です。

会社対社員の構図として、スキルと収入を求め会社を使い捨てる人は、会社もその人を使い捨てるつもりで採用している事がある。サラリーマンをするのであれば会社に対する愛社精神や貢献度も絶対に必要だと思う。当社の場合、人材を使い捨てないためにも自社サービスを目指しています。そういう目的もあっての会社設立ですし。

企業側が「上流工程、上流工程」と言っている責任もあるかもしれないが、確かに上流工程ができれば給料はいい。テクニカルスキルが上がりきった人は40歳くらいでどこかの会社に腰を据えて出世していければいいのかもしれないがその加減がどこにあるのか明確にはわからないから困る。

経営陣だって当然、会社を強く、そして継続するためには個人の利益より会社の利益を考え行動できる人間を引き上げる。若いうちはテクニカル面のスキルアップを求められるのは確かだが30も過ぎるとテクニカルじゃない能力で貢献することを求められる。

定年までエンジニア職をする事は現実的には無理なんだからエンジニアの次を考えていく必要がある事を感じる今日この頃。

良いサービスを