エンジャパンでの応募がもうすぐ終わるが最近、応募者に若干の異変を感じる。少し前ならまだ希望業務や将来のキャリアなど前向きな要望が多かったのだが終わらない不景気のせいでそうもいってられない状況らしい。

どうにも「生活を安定させたい」や「親を安心させたい」などという情に訴えかける志望動機をしばしば目にする。気持ちはわかるがそれを採用理由にする事は出来ない。

冷たいと思われるかもしれないが保身を図る人(上記は保身とは少し違うが)を会社に入れる事が経営者にとってどれだけの脅威か。経営者の本音で言えば会社のために活動してくれる人、会社の発展を一緒に考えてくれる人という視点で採用を考える。

入社後、会社に貢献してくれるからこそ給与が払え、結果、家庭が潤う。そういった流れを考えてくれる人でなければ怖い。正社員で入ったんだからという「権利」を主張し会社にしがみつこうとする人が居ると中小企業など直ぐに傾いてしまう。

昨今、ブラック企業も多く、長引く不況のせいで1年間も転職活動している人が居る中、雇い雇われも騙し合いのようになってしまうというのは非常に残念。それにしても短気を起こして辞めた人が世の中多いと感じます。

サラリーマンなら我慢する所はする。それができないなら起業すればいい。起業すれば文句を言う相手もいないので「バカな上司が・・・」などというグチもなくなって幸せになるんじゃないか?まあ、起業すればバカに見えた上司の言い分もわかる事が出てくると思うけど。

企業も長くブランクが空いた人に対する採用意欲は低い。2年前ならなんとかなった事が今は何ともならない。本当に。今週も採用面接があるが良い人と出会いたいものです。

良いサービスを