渋谷駅から自宅まで帰る時、山手線や銀座線ならマークシティ内を通るので問題ないが半蔵門線を使うと帰りに道玄坂を通る事になる。あまりのキャッチ行為の多さに都度面倒くさい。そこでキャッチのされ易さされ難さの統計を取ってみた。

【徒歩時速4キロ】
10mくらい手前から視線を感じる。来るなって感じるレベル。案の定来る。しかしあまり粘らない。縄張りがあるのだろうかあまりついてくる事はなく簡単に諦める。

【徒歩時速3キロ】
暇っそーな速度。退屈オーラを出してみる。複数のキャッチからのカモ視線を感じる。4キロ時とは違い元気良く話しかけてくる。今日は何をお探しで!別に探していないのでのらりくらいかわす。脈アリと踏んだのか結構ついてくる。しばらくして諦めるが最初の食い付きが凄い。

【5、6キロ】
早足。それでも来る人は来る。しかしダメ元でくるからやや投げやりな勧誘。こちらも冷たくあしらうため食い下がる勧誘はまれ。

【自転車7、8キロ】
勧誘対象外。誰も声をかける雰囲気もない。投げやりな勧誘員から「自転車割引あるよ!」って言われた。

【自転車4キロ】
向こうの悩んでいる様子が見て取れる。自転車で走っている人が果たしてキャバクラに来るのだろうか・・・。そう考えているのか見てくるけど声はそう掛けてこない。まれに歩いてついてくる人もいる。

【自転車2キロ】
本調査のために出した速度でありもはや運転技術を要する速度。遅すぎて視界内で目立つようで結構遠くから見てくる。酔っていると思われたらしく勧誘は頻繁。押せばイケると思っているらしくハイテンションで話しかけてくる。行かんのに。

結果として、やはり動きの遅いものを捕まえに走る傾向が見られる。目的がないと自然に歩みが緩むようで、暇な時に楽しい事に誘われれば色気を出すのが人間。かくして終電をなくしたサラリーマンが今日もキャバクラに吸い込まれていくのであった。

良いサービスを