渋谷駅4時49分発の山手線。「ドアが閉まりま〜す」アナウンスと共に閉じていくドア。閉まりかけたドアから若い女性が腕を出す。バンッ、バタンッ、何度もドアが閉め直されるが女性は腕を引っこめようとしない。連れの男が苦笑いで女性の手を引くもやめようとしない。

周りの乗客は「酔っ払いの悪ふざけか、、いい加減にして欲しい」といった表情で視線が集まる。異常に気付いた駅員が駆けつける。一旦ドアが開き「どうしました?」と駅員が尋ねたところ、女性は「痴漢、痴漢」と小さな声で繰り返す。

よく見ると女性の手は男のカバンを掴んでいる。「ちょっと、一度降りてください」駅員に促され二人が降りるとドアは閉まり電車は渋谷駅を後にした。

昨日見た実話を小説風味に仕立ててみました。

そしてこの日、海でも事件が。密漁疑惑で連行されている現場を目撃しました。何でも地元漁師の注意を完全に無視して何かを採っていたいた輩が警察を呼ばれたらしくビーチに警官が2人。

我々の陣取っていた近くで漁師に通報されたようで警察官は真っ先に我々の元に駆け寄ってくる。「あの〜、今ここで浮き輪みたいの浮かべて何かしてました?」と確認してきました。

輩は既に泳ぎ進み近くはなかったがまだ姿が見えたので「あれです、あれ」と我々善良な市民による状況提供が行われ警察官の注意をそらす事に成功。

ちょうど輩が陸に上がる所だったため警察官が小走りに向かう。一人応援も駆けつけ三人がかりで確保。その後しばらく何かを話し合って連行。うーん、罰金コースですな。

我々は漁師と心の友なためルールを守り安全に魚を突いています。この日最大の大物は46センチのクロダイでした。

良いサービスを