趣味で海へ。多くの爪痕を残した台風18号は家屋被害や浸水など被害が多く報道されているが海の中にもはっきりと表れている。報道では陸の被害が多く注目されるので海中に注目される機会は少ない。

潜ってみると驚きの光景。違う海に潜ったかと思うほど地形が違う。何が違うかというと海草がない。大型の海草は根からひきはがされ飛ばされていったようで魚が隠れるこんぶ類が全っ然ない。

加えて、海底に生えていた海草やコケなどがない。大小さまざまな岩が海中を転がり削り取って行ったようだ。まるでデッキブラシで掃除したようにツルツルになっている岩などもあり不自然な光景と化している。おかげで魚が激減。

透明度はかろうじて5メートルほどあったので魚が見えなくもない。メバルなどの根魚を突きつつ散策している所に回遊魚のイナダ(ハマチの小さい奴)がやってきたのですかさずGET。その他大型のボラが群れているが好みの問題でスルー。なんだかんだで食糧分は確保。

深場になればなるほど被害は少ない様子だったがこの状況が回復するまで一体何カ月かかるのだろうか。多くの電車が止まった事に驚いたが予想だにしていなかった海中の被害。秋の海も人がすっかり少なくなり当社の検討予定だったスイカ割りビジネス参入も見送りに・・・

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