エンジャパンとマイナビのスカウト活動で一日中経歴書を見てます。求人掲載をした会社は登録者の経歴書が見られる仕組みです。スカウトしたい方にはスカウトメールを送る事ができます。もちろん個人情報に関する部分は全て隠された状態です。

今日1日で300人分くらい見たと思う。いい人がいればスカウトをしようと思っている採用担当の視点で考えて、書類選考NGになる人はこんな人。短期間で転職を繰り返す人、ブランクが長い人(1年以上空くと厳しい、理由を考える)、家が都内から遠い人。

最後の、家の距離って難しい所だとは思いますが、私としては「2時間かけて通勤してください」とは言いづらいためどうしても敬遠してしまいます。しかし、なんだかんだ仕事に注力する人は通勤の有利を考え都内に引っ越している事が多いのも確かです。

経歴書に転職理由を長々と書く人もNG多いです。入社前の説明と条件が違うため、会社の戦略失敗によるリストラのため、など、とどのつまりは自分は悪くない、という事を執拗にアピールしている人は自己正当化する傾向がありそうだからです。

会社の事情や家庭の事情、人それぞれ事情を抱えつつも働いているので自分だけしんどい的な被害者意識の方だと当社のような零細企業だと幸せになれないかもしれません。立ち上げから日の浅い当社としては上昇志向の人が欲しいステージです。

多くの経歴書を見ていると不思議な事にネットワーク・サーバ経験者は開発・プログラマーへのキャリアチェンジを希望し、開発・プログラマー経験者はネットワーク・サーバ業務へチェンジ希望しているケースをよく見かけます。まさに隣の芝生は青い、です。

どんな会社や仕事でも長所、短所は必ずあるわけなので会社や周りの人間から「環境を与えられる」という意識ではなくて自分の居場所やキャリアは自らの努力で手に入れるという意識で働かないとどこに行っても苦労します。まずは自分の意志に反する事があった時でも腐らず前向き思考で考えるようにしてみると長続きするものです。

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