深夜のメールはなるべくしないようにしています。平時のテンションじゃない場合があり得るからです。誰でも経験あるかと思いますが、会社で遅くまで仕事をしていると、妙なハイテンションになる時があります。諦めの極致というか、何か、ふっきれた時。

以前、おれはこんな遅くまで仕事してるぜアピール満載で敢えて遅い時間にメールしてくる人とか居ました。今そういう人がいたら黙って褒め倒しておく事にしますが、残業制限が多い昨今、そんな人はすっかり見かけなくなってしまいました。

深夜に書いたラブレターじゃないですが、表現や要求が過大になっていてはイカンので敢えて時間を置いてから翌日返信する事が多いです。特に重たい内容や決断系はよほど急用じゃない限り即レスはしません。どうでもいい事はサクっと返信しますが。

今の時代、技術の発達により通信手段には選択肢が増えました。メール、スカイプ、チャット、Web会議。人と会わなくても仕事を進める事が出来るようになったにも関わらず、最も仕事に必要な能力は相変わらず「コミュニケーション能力」という人は多い。

どれだけ技術が進歩しようとフェイスtoフェイスほど雰囲気や場の空気、人柄などの感覚を認識する事はできないんでしょうな。人見知りだからって苦手な事から逃げていたって必ずどっかで行き詰る。コミュニケーション能力は一生勉強が必要です。

人と会わない事で移動の労力や会話の気苦労が減る事もあるかもしれませんが認識の違いや関係の希薄化などの懸念もあります。仕事とプライベートをきっちり分けるような人が増えてきたのもこういった技術進歩の恩恵と弊害なのでしょうか。

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