20時間近く寝続けた事が功を奏したのか体調が大分良くなった。まだ動く気がわかないのでルームサービスでピザを取る。最初に電話に出た人が何を言っているのか全然わからないので頑張ってしまったが相手が変わったので直ぐに通じた。インド人って、全然出来てない英語でも自分では出来てるつもりで話してくる人多すぎる。相手の反応見て察するのかね。

ピザ、チーズがいろんな意味でキツイ


待つこと30分、ピザ的なものが来たので食べて外出。特に予定もないのでガンジス河へ。ホテルのドアマンにトゥクトゥクを頼んだらリキシャがやってきた。高級ホテルから出てきた日本人と見るやいなや、超笑顔に。しかしすまない、リキシャは乗り心地が悪いから乗らないんだ・・・。一応会話してみるとまさかの200ルピー。値切れば30ルピーで行けるはずなのに思い切るなあ。

華麗にスルーすると勝手に値下げしてくる。100、70と下がっていくがそもそも乗る気はない。ドアマンに呼ばれたから乗ると思い込んでいたんだろうが恨むならドアマンを恨め。そんな彼を横目に捕まえたトゥクトゥクと交渉。面倒くさいので最初から100ルピーで提示。向こうは200、150、130と刻んでくるがこちらは100、100、100と全く寄らない。すると諦めたように「わかった、乗れ」と。それでも相場より高く出してるだろうが。

交渉がまとまった後も最初のリキシャおやじがしつこい。トゥクトゥクに乗り込んでからも「50!30!」と投げ売りに。最初の200は一体なんだったのか。ガンジス河へ到着。おとといとは逆の上流側へ歩く。しばらく歩くとこちらにも火葬場がありこちらは多少規模が小さい。

見ると写真を撮っている欧米人がいる。一昨日は写真を撮ってぶち切れられている日本人を見かけたが基本的に火葬場の写真がNGなのはどの国のガイドブックにも書いてあるだろう。しばらく火葬場を見てから久美子の家の前まで戻りマットひいてゴロ寝。ガンジス河を眺めたり持ってきた本などを読んだりと2時間ほど過ごす。

散策中に見つけた「しゃん亭」


客も店員も誰も居ない。前の客が残した定食が置きっぱなし


テーブルにつくも店員が来ないのでメニューだけ見て退店


しばしば見つける怪しい日本食


火葬場、インド人達の尋常じゃない注目度もなんのその


帰り道、良さげな飯屋を見つけたのでここで夕食。レストラン「モナリザ」、もう二度とインドには来ないだろうから気になったものを片っ端から注文。「オリーブ&バジリコスパゲティ」「カツ丼」「冷やし中華」海外で出てくる日本料理には好奇心だけで注文してしまう。

wifiが使えたのでネットしながら待つこと10分と意外と早い。最初に出たのは冷やし中華。麺が、味わう前に既に触感が不快、そしてツユが無駄に濃い。頑張ったが70%を残してリタイア。次にスパゲティ、こちらもなんだろう、麺が・・・モチモチ感が0でゆっくりと麺に歯が刺さっていく気持ち悪い食感。大好物補正をかけて何とか50%までいったけどリタイア。そして最後にカツ丼。まずカツが見えない。なにか、タマネギと、何かドロドロしたものがかかっている丼。

具材が微妙に違っているのはご愛嬌


味見してんのかってくらい味が濃い


努力は認めるが食えないものは食えない


スプーンでかき混ぜてみると茶色い塊が。カツだと思い込んで食べてみると油臭い衣とかすかに肉の食感が。そして相変わらずコメがダメすぎるので食いきれず80%残しのフィニッシュ。大量に残したままネットを1時間程して終了。飯は残しまくったけれどネット代で元は取ったつもり。

飯後はガンジス河と並行している路地を通って帰る。路地には色々な店が入っており生活品が買える。ホテルで食べるオレンジとチョコを買っていく事に。5個で十分だったのに1キロ単位だったらしく10個買う羽目に。5ルピーおつりが帰ってきたので「5ルピーで何か買えるものない?」と聞いたところ見覚えがあるビスケットを渡される。これ、こないだ子供に買ってこさせたやつだ!まさか5ルピーだったとは・・・あんな子供に10ルピーだまし取られたのか・・・。

ホテルに戻ってみると意外と遅い時間だったので風呂に入ってみかん食って寝ることに。インドで風呂に浸かれるのは貴重。ミカンは普通に美味いです。

良いサービスを

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