法人税が5%ほど下がったらしい、万歳。個人的には会社にゆとりができるので嬉しいが識者の見解は分かれる所。その中でも「結局は企業の内部留保が増えるだけ」という意見が実に辛辣。確かにそういう面もあるかもしれないね。識者。

当社はというと、ベタですが雇用拡大に向けての活動費用に充てます。多分、政府が望んでいる用途に費やしますよ。まあ5%引き下げてもらっても当社の利益から言うとそこまで何かができる大きな額ではないのだが。

世間の既存社員からすると給与アップや賞与を望んでいる人もいるかもしれないが、経営者の立場からすると、こんないつ税率が戻るかわからない気まぐれ減税でランニングコストを増やす事は無謀極まりない、と慎重になってしまいます。

日本の大手企業の法人税率は今まで約40%という事になっていますがその実は大手でも40%も納めてないケースが多々あります。研究開発減税や海外進出を進めている企業には外国税額控除などの優遇措置があるようです。

参考データ ソニー12.9%とか本当かしら?

いずれにしても中小企業には真似できない減税措置ばかりでくやしいこってす。中小企業より法人税が安い大企業って一体何なんだ。こりゃ中小企業のオヤジが国に対してひねた感情を持つのも分かる気がしてきた。

早いものであと今期ももうすぐで後期に入る。順調にいけば今年も利益が出るけど社内留保ってどれくらいしたほうがいいんですかねぇ・・・。手探り経営だけど今の所会社の財務体質は結構いいはず。

良いサービスを